11月27日、市全体科学技術大会が開催され、大会では2023年度大連市科学技術奨励を受賞した科学者と受賞プロジェクト代表に授賞が行われた。中国工程院院士、中国科学院大連化学物理研究所研究員の衣宝廉氏は市最高科学技術賞を受賞し、56プロジェクトは市自然科学賞、市技術発明賞、市科学技術進歩賞をそれぞれ受賞した。
2023年度大連市科学技術奨励市最高科学技術賞を初めて設立し、2年ごとに選定する。今回受賞した衣宝廉院士は、我が国の燃料電池技術の主要な設立者の一人であり、開拓者、けん引者であり、初めて「風光水素相互補完」研究開発技術路線を打ち出し、中国初のメガワット級水素エネルギーモデルプロジェクトの研究開発を完了し、我が国の燃料電池標準化体系の構築を大いに促進した。
2023年度大連市科学技術奨励は市技術発明賞と市科学技術進歩賞に市自然科学賞を増設する。市自然科学賞は基礎研究と応用基礎研究において自然現象、特徴と法則を明らかにし、重大な科学的発見を行った個人に授与される、市技術発明賞は科学技術知識を運用して製品、技術、材料及びそのシステム等の重大な発明を行った個人に授与される、科学技術進歩賞は革新的な科学技術成果を完成し、応用・普及させ、科学技術の進歩と経済社会の発展の推進に際立った貢献をした個人、組織に授与される。「大連市科学技術奨励弁法」の規定に基づき、「海洋構造基礎安定性分析と信頼性安全評価方法」など2項目の成果市自然科学1等賞、「ディープラーニングに基づくリモートセンシング画像スマート解釈理論と方法」など3項目の成果市自然科学2等賞を授与し、「高密度熱エネルギー貯蔵マルチスケール理論と方法」など3項目の成果市自然科学3等賞を授与する、「陽子交換膜水素空燃料電池のキー技術と応用」など2件の成果市技術発明1等賞、「デュアル周波数広帯域ビームアンテナ技術と応用」など2件の成果市技術発明2等賞、「マルチモーダルスマートインタラクティブバイオニックヒューマノイドロボット」など2件の成果市技術発明3等賞を授与する、「コークス炉排煙汚染物質超低排出協同制御技術の研究及び応用」など8項目の成果市科学技術進歩1等賞を授与し、「トポロジー構造分子ふるい合成技術と排ガス脱硝工業応用」など13項目の成果市科学技術進歩2等賞を授与し、「核メインポンプメカニカルシールフルサイズマルチパラメータテスト試験装置」など21件の成果市科学技術進歩3等賞を授与した。