大連口岸の対外貿易バースは「開けられるものは全部開けておく」
2023-12-22 13:41

遼寧省口岸弁公室、市政府口岸弁公室、大連税関、遼寧海事局、遼寧出入境辺防検査総ステーションは昨日、合同検収チームを結成し、風雪に耐えながら旅順浜海船舶修造有限会社、大連今岡船務プロジェクト有限会社、大連船舶海洋プロジェクト有限会社、遼漁グループ船舶プロジェクト支社、大連華鋭重工グループ株式会社有限会社、中国船舶燃料大連有限会社の6社14バースの対外開放検収を完了し、バースが正式に対外開放されることに同意した。これにより、大連港湾は前後3回に分けて18社の企業のために73バースの港湾臨時開放問題を解決し、対外貿易バースの「開けられるものは全部開けた、検収すべきものは全部検収した」ことを実現し、港湾通関の時効を大幅に引き上げ、企業の通関コストを圧縮し、大連ないし遼寧の海洋経済の発展を後押しし、特に外向型経済の質の高い発展を後押しするために力強い港湾サポートを提供することになる。

 

大連華鋭重工のグループ株式会社は国家重装備の重点「老舗」企業で、主に冶金、港湾、新エネルギー、鉱山、原子力発電、航空宇宙、造船、環境保護などの国民経済分野に大型ハイエンド装備を提供し、製品の輸出需要が高い。今回のバースは検収を通じて対外開放され、その輸出製品の積み替えの安全リスクを大幅に引き下げ、製品コストを効果的に削減し、生産期間を短縮し、企業の総合競争力を高めることになる。大連今岡船務工程有限会社は船舶セグメント制造・輸入加工企業で、現在、年間取扱船舶数は延べ280隻前後だが、バースが正式に対外開放されれば、延べ350~500隻に増え、輸出入総量は75万トンから85万トンに達し、輸出入額は約50億元に達する。

 

市政府口岸弁公室は各口岸検査機関と共同で、大連口岸の一部バースの臨時開放期限が長いなどの状況を受けて自主的に行動し、全省で率先して海港口岸バースの整理作業を展開し、「一企業一策」で「家政婦式」サービスを展開し、全省の類似問題解決に先進的な経験を生み出した。