1月9日午後、習近平国家主席はチェコのゼマン大統領とビデオ会談を行った。

習近平は次のように指摘した。過去10年間、われわれは何度も面会と電話会談を行い、二国間関係、国政運営の経験などについて深く交流し、中国捷関係を戦略的パートナーシップに引き上げた。われわれは二国間の経済貿易関係者の往来を共同で推進し、チェコの対中輸出額は約2倍に増加し、2019年にチェコを訪れた中国の観光客数は2013年比で250%増加した。中国側は中捷関係の発展を重視し、チェコを重要な戦略的パートナーとみなしており、中捷側と共に、二国間関係の長期的安定化を推進し、両国人民により多くの幸福をもたらすことを願っている。

習近平は次のように強調した。中国は中国式現代化で中華民族の偉大な復興を全面的に推進しており、引き続きハイレベルの対外開放を推進していく。これは必ずチェコを含む世界各国に新たなチャンスを提供するだろう。双方は互いの核心的利益と重大な関心事の相互尊重を堅持し、多層的で質の高い交流と意思疎通を強化しなければならない。相互補完の潜在力を掘り下げ、互恵協力を拡大し、人文交流を増進しなければならない。中国はより多くの実務的措置を打ち出し、中国-中東欧諸国の協力を推進する。中国の対欧州政策は安定性を維持している。捷方が引き続き中国-中東欧諸国の協力及び中欧関係の持続的で健全な発展の推進に積極的に尽力することを希望する。

ゼマン氏は、習近平会長が捷中関係を評価していることに全面的に同意すると述べた。私は習近平主席との友情を非常に大切にしており、中国側と共に努力し、経済・貿易・投資などの分野での協力を強化し、新型コロナウイルス感染症の影響を克服し、人的往来を再開し、捷中関係の木が枝葉を茂らせ、活気を呈していきたいと考えている。捷方は欧州中関係の健全な発展を推進するために積極的な役割を果たしたいと考えている。

王毅氏や何立峰氏らがイベントに参加した。