習近平、バイデン米大統領と電話会談
2022-07-29 18:14

習近平国家主席は7月28日夜、バイデン米大統領との電話会談に応じた。両国の元首は中米関係および双方が関心を持つ問題について率直な意思疎通と交流を行った。

 

習近平によると、現在、世界の動揺と変革という2つの傾向が引き続き進化し、発展と安全保障という2大赤字が際立っている。変乱が入り交じる世界に直面して、国際社会と各国人民はいずれも中米両国がリードの役割を発揮し、世界の平和と安全を守り、世界の発展と繁栄を促進することを期待している。これが中米両大国の責務である。

 

習近平は、戦略的競争の視点から中米関係を見て定義し、中国を最も主要なライバルと最も厳しい長期的挑戦と見なすことは、中米関係に対する誤審と中国の発展に対する誤読であり、両国人民と国際社会に対してミスリードを生むことになると強調した。双方は各レベルの意思疎通を維持し、既存の意思疎通ルートをうまく使い、双方の協力を推進しなければならない。現在の世界経済情勢は挑戦に満ちている。中米はマクロ経済政策の協調、世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定維持、世界のエネルギー・食糧安全保障などの重大な問題について意思疎通を保つべきだ。規律に反して切り離し、鎖を断つことは、米国経済の活性化に役立たず、世界経済をさらに脆弱にすることになる。双方は地域のホットな問題の下火化を推進し、世界ができるだけ早く新型コロナウイルス感染症から脱却し、経済のスタグフレーションという難局と衰退のリスクから抜け出すよう助力し、国連を核心とする国際システムと国際法を基礎とする国際秩序を維持しなければならない。

 

習近平は中国側の台湾問題における原則的立場を重点的に述べた。習近平は、台湾問題の歴史的経緯は明らかであり、両岸が同じ中国に属するという事実と現状ははっきりしていると強調した。中米の三つの共同コミュニケは双方の政治的約束であり、一つの中国の原則は中米関係の政治的基礎である。われわれは「台湾独立」の分裂と外部勢力の干渉に断固反対し、いかなる形式の「台湾独立」勢力のためにいかなる余地も残さない。台湾問題における中国政府と中国人民の立場は一貫しており、中国の国家主権と領土保全を断固として守ることは14億余の中国人民の確固たる意志である。民意は違わず、火遊びは必ず焼身自殺する.。米側にはその点をよく見てほしい。米国側は言行一致で一つの中国の原則を厳守し、中米の三つの共同コミュニケを履行しなければならない。

 

バイデン氏は、今日の世界は重要な時期にあるとの認識を示した。米中協力は両国民だけでなく、各国国民の利益にもなる。米国側は中国側と円滑な対話を維持し、相互理解を増進し、誤解や誤審を避け、利益が融合する分野での協力を模索すると同時に、意見の相違を適切に管理・コントロールすることを望んでいる。米国の一つの中国政策は変わっていないし変わらないこと、米国側は台湾の「独立」を支持していないことを繰り返したい。

 

両首脳はウクライナ危機などについても意見を交換し、習近平は中国側の原則的立場を再確認した。

 

  両国元首は、今回の電話会談は率直で深みがあり、連絡を維持することで合意し、双方の作業チームにそのための意思疎通と協力を継続するよう指示した。