習近平氏、ロシアのプーチン大統領と電話会談
2021-08-26 12:51

習近平国家主席は825日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。習主席は次のように指摘した。今年に入ってから、中ロは『中ロ善隣友好協力条約』調印20周年を祝うことを新たな起点とし、両国の戦略的協力と全方位的実務協力を推進して一連の新たな成果を収め、両国それぞれの発展を促進するために重要な支えを提供し、国際社会を団結させて困難を共に克服するためにも大黒柱の役割を果たしてきた。双方は協力方式を革新し、協力分野を開拓し、より多くの協力成果を勝ち取らなければならない。現在、新型コロナウイルスによる肺炎の感染症は起伏が定まらず、国際的な感染症対策任務は困難だ。中国はロシア側とワクチンの研究開発・生産協力を深め、ワクチンのグローバルサプライチェーンの安全と安定を保障し、両国人民の生命の安全と身体の健康を守り、人類衛生健康共同体の構築に中ロの力を貢献したいと願っている。

 

習氏は、靴が足に合うかどうかは履いている人にしかわからないと強調。どの制度が中ロで通用するかは、中ロ両国民が最も発言権を持っている。中ロは新時代の全面的戦略協力パートナーとして、反干渉協力を深め、それぞれの国の前途と運命をしっかりと自らの手に握らなければならない。中国はロシアが自国の国情に合った発展の道を歩むことを断固支持し、ロシアが国の主権と安全を守るために取った措置を断固支持する。双方は今年の上海協力機構設立20周年を契機に、加盟国と共に、団結と協力を強化し、相互支持を拡大し、地域の国家安全と発展の利益を守らなければならない。

 

双方はアフガニスタン情勢について突っ込んだ意見交換を行った。

 

習近平総書記は次のように強調した。中国はアフガニスタンの主権、独立、領土保全を尊重し、内政不干渉の政策をとり、アフガニスタン問題の政治的解決に建設的な役割を果たしてきた。中国はロシアを含む国際社会の各方面と意思疎通と協調を強化し、アフガニスタン各派が協議して開放・包容の政治構造を構築し、穏健で穏健な内外政策を実施し、各種テロ組織と徹底的に切り離し、世界各国、特に周辺国と友好的に付き合うことを奨励したい。

 

プーチン大統領は次のように表明した。ロシア側は露中関係の発展に満足している。今年は『露中善隣友好協力条約』調印20周年にあたり、露中関係にとって特別な意義がある。76年前、ロシアと中国は世界反ファシズム戦争の勝利のために巨大な民族的犠牲を払い、決定的な貢献をした。当面の情勢下で、双方は戦略的協力を緊密にし、互いにしっかりと支持し、第二次世界大戦の勝利の成果を守り、歴史の真相を守るべきだ。ロシア側は一つの中国の政策を断固として実行し、台湾、香港、新疆、南中国海などの問題で自国の核心的利益を守るという中国側の正当な立場を断固として支持し、いかなる外部勢力が中国の内政に干渉することにも断固反対し、新型コロナウイルスのトレーサビリティを政治化することにも反対し、中国側と引き続き各分野の実務協力を深め、疫病対策協力を強化することを希望している。

 

プーチン大統領は次のように述べた。現在のアフガニスタン情勢の変遷は、外部勢力がその政治モデルを強引に推し進める政策が通用しないことを示しており、関係国に破壊と災難をもたらすだけだ。ロシアと中国はアフガニスタン問題で似た立場と共通の利益を持っている。ロシア側は中国と緊密に意思疎通し、協調し、アフガニスタン問題にかかわる多国間メカニズムに積極的に参与し、アフガニスタン情勢の安定した移行を推進し、テロリズムに打撃を与え、麻薬の密輸を遮断し、アフガニスタンの安全保障上のリスクの波及を防ぎ、外部勢力の干渉・破壊を防ぎ、地域の安全と安定を守りたい。

 

  双方は、現在の国際・地域情勢は複雑化しており、中ロ双方が二国間・多国間の重大問題について速やかに意思疎通を保つことは非常に重要かつ必要であるとの認識で一致し、引き続きさまざまな方式を通じて緊密な交流を維持することで合意した。