習近平氏が岸田文雄首相と電話会談
2021-10-09 11:02

習近平国家主席は108日、日本の岸田文雄首相と電話会談を行った。

 

習近平氏は、中日は近隣であり、「親仁善隣は、国の宝でもある」と強調した。中日友好協力関係を守り、発展させることは、両国と両国人民の根本的利益に合致し、アジアひいては世界の平和、安定、繁栄にも資する。現在、中日関係にはチャンスと挑戦が併存しています。中国側は日本の新政府が両国ハイレベルの意思疎通の維持を重視していることを賞賛し、日本側と対話と協力を強化し、歴史を鑑とし、未来を切り開く精神に基づき、新時代の要請に合致する中日関係の構築を推進していきたい。来年は中日国交正常化50周年にあたり、双方が初心を温め、互いに歩み寄り、この重要な歴史的節目を共に迎え、両国関係の新たな発展の前途を切り開くことを希望する。

 

習近平は次のように指摘した。中日は両国関係の肯定と否定の両方の経験を真剣に汲み取り、中日の四つの政治文書で確立された諸原則を厳守し、「互いに協力パートナーとなり、互いに脅威とならない」という政治的共通認識を着実に実践し、歴史や台湾関連などの重大で敏感な問題を適切に処理し、意見の相違を適切にコントロールし、正しい方向を把握し、両国関係の政治的基礎と大局をしっかり守らなければならない。双方は国政運営の交流と経済政策の協調を強化し、公平で開放的な貿易と投資環境を共に守り、より高いレベルの優位性の相互補完と互恵ウィンウィンを実現し、両国人民により良い利益をもたらすべきだ。双方は真の多国間主義を実践し、各自の根本的利益と人類共通の利益に基づいて、「和して異なる」、「心を合わせて助け合う」という東アジアの知恵を発揚し、積極的に地域協力を促進し、グローバルな挑戦に協調して対応し、世界の平和と安定した発展を守るべきだ。日本が東京オリンピックを成功裏に開催することを祝い、日本側が来年2月の北京冬季オリンピックに積極的に参加すること。

 

岸田文雄氏は中国の国慶節に祝意を表した。岸田氏は、現在の国際・地域情勢の下で、日中関係は新時代に入りつつあると述べた。日本は中国と共に、日中関係の歴史から重要な示唆を汲み取り、来年の日中国交正常化50周年を契機に、新時代の要請に合致した建設的で安定した日中関係の構築に共に努力していきたい。双方は対話を通じて意見の相違をコントロールしなければならない。日本側は中国側と経済協力と民間交流を引き続き強化し、新型コロナウイルスによる肺炎の感染症との闘い、気候変動など重要な国際・地域問題について緊密に意思疎通・協力していきたい。日本側は北京冬季五輪の順調な開催を期待している。

 

  双方はいずれも今回の対話が非常にタイムリーで、非常に重要であるとの認識を示し、引き続きさまざまな方式を通じて相互交流と意思疎通を保ち、両国関係の正しい発展のために方向性を導くことで合意した。